2010-02-24

寓話

唐突に届いた 謝罪文 には、理屈や今後の方針は書いてあったが、ひとことも ごめんなさい と書いていなかった。

問い糾すと、訊き返された。

あなたは、私の謝罪を受け入れてくれますか ?

なにを下らないことを訊くのか。その真意はどこか尋ねると、逆に言われた。

それでは、私の勝手な思い過ごしではなく、本当にあなたが不快だったと表明して、謝罪を要求してください。

言ったのでは伝わらないこともある。言わないと返ってこない言葉もある。難しいね

2010-02-15

オーダーメードの会話

人間の個々の性格や状況がまったく見えていなかったあいだは、自分のことと、ロジックにのっとった議論しかできなかった。普通の人ならば、さらに世間話もできるだろう。その辺りが限界だ。

相手の個性。性格、状況、世界にアピールしているキャラクタが視えてくれば、ことに歯がゆいものを日頃から感じていれば、会話はオーダーメイドになる。公の場を使おうが、その人だけのための話題と論法。

一般受けしないのは仕方がない。

2010-02-10

友情 -2-

変えることを恐れず、自分が変わることも恐れない。

育てるのでもなく、育てられ崇拝するのでもなく。

自覚するのは初めてだ。

こんな五行詩を書いた。

水が溢れて 湖になり
川を作って 流れ出す。

ふたつの湖、ふたつの川が、
混ざってひとつの河になる。

そんなふたりに なれたら良いね。

2010-02-06

ニブイ

この部屋に住んで、二年とひと月が経った。

七月から夜空を見上げることが多くなり、PC の星儀板(?) で、何度か星の名前も調べた。

四日、節分。差し入れの恵方巻きについた方位磁針で、この部屋の窓が真南に向いているのに気づいた。

今朝ゴミを出したとき、部屋の前の露地を進むと真正面に半月が見えた。

奥まった私の部屋との位置関係を調べ、初めて前の露地が真東から西に走っているのを知った。

下高井戸、経堂、松原の、どこからの道に対しても斜めに感じる露地なので、すっかり騙されていた。二年間。

2010-02-05

なんぞできてた

世田谷代田の北口から、環七に抜ける坂の末辺りで発見

2010-02-03

友情

恒久不変の敵ではないが、味方とは限らないという共通認識のことかも